うちの猫様観察記
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長くなります。 私が大学生時代、大学に住み着いていた半野良ネコと仲良くなっていました。白黒の姥猫で、ほとんど声を出さない。昔の交通事故で、後ろ脚を引きずっている。 私は彼女を溺愛し、正月休みで餌をあげる人がいない日など、わざわざ登校して餌をあげたほど。 この猫が、私の膝の上に乗り、寒い日はコートの内側にもぐり込んでくるのは、冬場は毎日のことでした。 しかし、この猫は、私が就職活動をしている間に、2度目の交通事故で、あの世に旅立ちました。人も動物も含めて、あれほど愛した存在はいなかった。私は泣きました。 10年ほど後、大学が移転することになり、OBを呼んでのイベントがありました。 昔を懐かしみ、その猫がいた図書館の近くを歩いていたら、小柄ながら、毛色の具合が、昔の愛猫そっくりの猫がいました。 その子に手を差し伸べると寄って来たばかりか、膝をついている私の膝の上に乗り、かつての愛猫と全く同じように、コートの中にもぐりこみ始めました。 私は言葉もなく、感極まって涙が出てきました。まさか、生まれ変わりなど信じはしませんが、同じ場所、同じ毛色の猫が、かつての愛猫と同じ行動をしてくれたのです。 偶然でしょう。しかし、私の猫への想いは、それ以降ますます強くなりました。
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