うちの猫様観察記
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こんにちは、初めてのコメントです。 かわいい猫たちのブログ楽しみに読んでいます。真冬のニュージーランドに住んでいるので、ブログを通して日本の季節を感じさせてもらっています。つばめの報告も楽しみに読んでいたので、巣が落ちたとのことびっくりしました! 大学院で保全生物学(Conservation biology)を勉強した立場からちょっと言わせていただきたいことがあり、コメントを書いています。 自然の摂理に人間が介していいのか?というような内容をちらちらと見かけました。 弱肉強食の世界に人間が手を加えていいの?ということかと思います。 答えは、場合によってはOKです。バランスがとれている自然に手を加える必要はありませんが、バランスの崩れた自然(つまり環境破壊の起きた状態の自然)は人間の手によって、改善・修復させることが必要です。現在起きている環境破壊のほとんどは、人間活動の結果だと考えられています。 ここで注目すべきところはカラス・野ネコといった捕食者です。日本ではカラスの数が増えすぎて多くの問題を起こしています。どんな環境でも適応できるカラスのような種はどんどん増え、そうでない種は追いやられています。増えすぎた野生生物の数のコントロールはとても重要で、他の多くの種の保全ステータスに関係してきます。ツバメは絶滅危惧種ではありませんが、カラス対策などむしろやっていいのでは?と個人的に思います。もちろん状況によりますし、裏付けるデータがあればもっと力強く言えることですが・・・。 補足で自然淘汰についてですが、自然淘汰による種の絶滅は、人間の存在するはるか昔から起こってきていますが、現在起こっている絶滅の多くは、人間活動による環境破壊が根本的な原因となっています。したがって、自然淘汰のためしょうがないという考え方ではなく、人間のせいかも?と疑う目が必要だと思います。 長々と失礼しました。 保全生物学でネコはよく悪影響を与える原因として登場することが多いですが、私はネコ大好きです。飼い主としてしっかりコントロールすれば、飼いネコを悪者にさせずにすむと信じています!
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